AOKIスタッフが皆さんの悩みを解決！ビジネスファッション応援プロジェクトリモート相談会レポート-後編-

働き方改革によってビジネスファッションの多様性が進む現在。服装が自由になる気軽さを感じる一方でどのような服を選べばいいか考えることもあるのではないでしょうか。私服よりも着る機会が多いビジネスファッションだからこそ悩みはつきもの。
そんなお客様の悩みを解決するため、「ビジネスファッション応援プロジェクト Supported by AOKI」の一環としてリモート相談会が開催されました。

当日は実店舗で勤務するスタッフ及びAOKIの営業部が参加。その様子をレポートします。

リモート相談会スタッフ（メンズスーツ）営業本部 次長　櫻井 雅洋

リモート相談会参加スタッフ（レディーススーツ）　AOKI池袋東口駅前店 副店長　西郷 満利菜

1.ワンパータンになりがちなスーツコーデに少しアクセントをつけたい！

今回リモート相談会に参加されたのは会社員のまさみさん。まさみさんはトランスジェンダーで平日はメンズスーツを着用し会社に出社、休日はレディーススーツを着用されているそう。メンズスーツ、レディーススーツそれぞれに悩みをお持ちで今回の相談会に参加されました。

「基本的に、会社にはスーツを着ていくのですが、管理職という立場上、明るめの色を避けてしまい、紺色のものが多くなっています。同じような色のスーツばかりでは変りばえしないので、ネクタイだけでも明るめのものを選びたい。でもどんなネクタイを選べばいいかがわからなくて、結局合わせやすい紺色のネクタイを選んでしまうのが悩みです」

派手すぎない程度におしゃれがしたい。だけどスーツとネクタイの色合わせが難しくてどんな色を選べばいいか分からない……。という悩みはメンズスーツを着て働いている男性であれば共感できるのではないでしょうか。

2.ワイシャツを変えてみるだけでも印象を大きく変えられる

「私も紺色のスーツと紺色のネクタイが一番好きなコーディネートで、本日も着用しています（笑）確かに合わせやすいという理由もあるのですが、紺色が今トレンドカラーということもあります。また無地を選べばスッキリした印象で、着用しても飽きがこないので選びがちになると言うのはとてもよくわかります。私も紺色のネクタイを5本くらい持っています（笑）」と共感する櫻井。一見ワンパターンになりがちな紺色のスーツコーデでも、工夫次第でおしゃれにできるポイントがあるとのこと。今回はその3つのポイントを紹介してもらいました。

「1つ目は紺色のネクタイを活かすためにワイシャツを変えてみること。少しはっきりしたストライプのワイシャツと紺色のネクタイを合わせるだけでも全体の雰囲気が変わっておしゃれに見せることができます。ワイシャツの柄を変えたり、襟の形を変えたりすると今あるアイテムを活かしながらふだんと違うコーディネートが楽しめるのでおすすめです」

少し冒険してワイシャツを違うデザインにしてみるだけで雰囲気が大きく変わると話す櫻井。既に持っているネクタイやスーツを活かせるのでおすすめとのことでした。職場ではジャケットを脱ぐことも多いので、ワイシャツを換えてみるだけでも気分も変わりそうですね。

「2つ目はスーツと同じ色が入ったネクタイを選ぶことです。たとえばグリーン一色のネクタイと紺色のスーツを合わせるとネクタイが浮いて見えますが、単色ではなくスーツと同じ紺色が入ったストライプ柄を選ぶと合わせやすくなります。スーツと同じ色が入っていればピンク色など一見派手に見える色が入っていても全体にまとまって見えますよ」

櫻井がおすすめしてくれたネクタイの例

紺色のスーツであれば紺色を、グレーのスーツであればグレーカラーを使ったネクタイを選ぶことで浮くことなくアクセントカラーを取り入れられるとのこと。一見躊躇ってしまいがちな明るい色のネクタイも視点を変えて選ぶことができそうです。

「3つ目なのですが、雑誌にもよく掲載されているおすすめのコーディネートをご紹介します。それは紺色のスーツと茶色のネクタイを組み合わせたコーディネートです。この組み合わせはイタリアでは鉄板コーデと言われてる合わせ方なんです。」

紺色は寒色、茶色は暖色で一見反対色で合わせにくそうに感じるのですが、櫻井によると実は紺色×茶色の組み合わせはとても相性がいいとのこと。

「たとえば紺色のスーツにちょっと大柄の茶色ネクタイを合わせても、派手になりすぎないのにおしゃれに見えておすすめです。さらにシューズやベルトも茶色のものを選ぶとまとまりがよくなります。ぜひ試してみてください！」

紺色のスーツに茶色のネクタイという意外な組み合わせ。「確かに！キレイにコーディネートが決まりそうですね。今度お店に行ったら茶色のネクタイを探してみます！」とまさみさんも喜んでいる様子でした。

3.レディーススーツのサイズ選びが難しい

平日はメンズスーツを着用し休日はレディーススーツを着ているというまさみさん。レディースアイテムを購入しにお店に行くときにいつも悩んでしまうことがあると話されます。

「ブラウスのサイズ感がわかりにくいことが悩みです。ブラウスのデザインによって合うサイズが変わるので、お店に行ってもどれを選べばいいかがわからなくなることがよくあります。サイズ選びのポイントについて教えてもらえたらうれしいです」

レディースアイテムはデザインが豊富な分、同じサイズ表記でも着てみると小さかったということが多く、選びにくいそう。まさみさんの相談にAOKI池袋東口駅前店の西郷が答えます。

4.自分に合ったサイズを選ぶときに大切なのは肩のラインを合わせること

「商品によってサイズが変わってしまうということですが……おっしゃるとおりです（笑）弊社の商品でも同じサイズ表記でゆったりしたワイドなものとシュッとしたスリムなものを作っているものがあり、サイズ感がバラバラになってしまうことがあります。そこで、サイズをチェックする以外の選び方をご紹介できればと思います」

西郷によると同じサイズ規定でもゆったり着るデザインのものやタイトに着るものもあるため、着心地に違いが出るそう。ただ、あるポイントをチェックすれば自分の体型に合ったサイズを見つけやすいとのことでした。

「服を選ぶ際は肩のラインと胴回りのラインをベースにお選びいただければと思います。肩のラインが落ちすぎていたり、ラインから大きく外れてご自身の肩が出てしまっていたりすると、パッと見たとき服がお体に合ってないように見えてしまいます。肩のラインがご自身に合っているかを優先的に見ていただき、その次に胴回りのサイズで調整をしてご自身に合ったものをお選びください」

自分に合ったサイズ選びでは肩のラインを中心に選ぶことが大事だと話す西郷。これは男性女性にかかわらず、サイズ選びに困った際ぜひ意識しておきたいポイントです。ちなみにAOKIでは、同じくサイズに悩みやすいスーツとジャケットにサイズがわかりやすいようある工夫がされているのだとか。

AOKIの“LESMUES Femme”では黒色のタグのものはゆったりめのデザインに設計されている

「店頭で商品が多く探すのが大変な場合は、ブラントタグをご確認いただければと思います。弊社のレディース商品には“LES MUES Femme”というブランドがございます。こちらはシルバーのタグと黒のタグの2種類をご用意しています。黒色のタグの商品がゆったりめにデザインされたものになりますので、ゆったりとしたものをお探しの方はタグが黒いものをお試しいただけるとご自身に合う商品が見つけやすくなると思います。それでもこのサイズが合っているか悩んでしまうこともあるかと思うので、そんな時は遠慮せず現場のスタッフにご相談ください！」

5.終わりに

終始和やかに進んだリモート相談会。櫻井、西郷からアドバイスを受けたまさみさんは「メンズスーツの方は茶色のネクタイを合わせるという発想はありませんでした。まずは1つ茶色のアイテムを買ってみようかなと思いました。レディースの方もタグを見ながらスタッフの方と相談してみます！」と笑顔で話されていたのが印象的でした。

マンネリになりがちなスーツコーデや、自分の体型に合った洋服選びは多くの方が共感できる悩みではないでしょうか。同じ課題を抱えている方はぜひ今回の櫻井、西郷のアドバイスを参考にしてみてくださいね。

AOKIスタッフが皆さんの悩みを解決！
ビジネスファッション応援プロジェクトリモート相談会レポート-前編-
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